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長曾我部元親立ち回り 基本情報 長曾我部元親立ち回り【推奨武具】 【推奨アイテム】 【推奨固有技】 【通常攻撃】 【ジャンプ攻撃】 【空中特殊】 【BASARA技】 【固有技 十飛】 【固有技 四縛】 【固有技 三覇鬼】 【固有技 八破】 【固有技 一蝕】 【固有技 五羅】 【固有技 弩九】 【大武闘会】 【VS敵元親】 【大武闘会登場ステージ】 【推奨武具】 第7 or 8武器 【推奨アイテム】 愚か者の法…あった方がいい。 猛将の怒り…BASARA技多段ヒットは強力。通常時は勿論、赤ゲージでも有効。 絶好調のはちまき…体力赤戦法を利用しない場合のクリティカル強化。挑発が決まりやすいのでBASARA技との両立も可能。 憤怒の攻撃…赤ゲージであれば復讐の刃優先。攻撃力次第でHEROが吹っ飛ぶので四縛とセットで運用。 韋駄天抄…移動手段には困らない。必要なければ装備しなくてもいい。 鬼火の蝋燭…安全かつ能動的に体力を減らせる手段。八破やBASARA技強化としても相性が良い。 復讐の刃…上記と相性が良い。憤怒の攻撃と同様に四縛とセットが基本。 長曾我部応援団旗(固有アイテム)…上記とセットで装備。 大谷の頭巾…四縛→挑発→バサラのループが可能。 【推奨固有技】 一蝕と弩九の同時装備以外、四縛が特に使いやすい 【通常攻撃】 初段の蹴りはリーチも範囲もないが、それ以外は優れている。速度は少し遅い。 4段目までは左側が死角になりやすい。雑魚戦で使う時はそこを意識しておくと割り込まれにくい。 雑魚戦では3~6段から固有技に繋ぐ。単体で使う時は5段止めでヒット数稼ぎ、出し切りで殲滅。 HERO戦では初段で動きを止めて固有技に繋ぐ。 【ジャンプ攻撃】 槍を横に振る。範囲は広い。ジャンプ攻撃ハメも可能。 十飛や四縛からの追撃は勿論、単体でも出番は多い。専用アイテム装備時のダメージ効率はかなりいい。 忠勝やからくりには2ヒットする。 【空中特殊】 槍に体重を乗せて急降下。当たると敵が吹っ飛ぶ。最大で3ヒットする。範囲は普通。 十飛や四縛からの追撃用。四縛解除時に吹っ飛ばし距離を稼ぎたい場合、ちゃんと3ヒットさせないと上手く吹っ飛ばない。 【BASARA技】 乱舞で吹っ飛ばして砲撃で〆。〆の砲撃が広範囲、高威力。総合的な威力は並程度。 HERO戦では浮かせておかないと3段目で抜けられやすい。固有技で浮かせてから使いたい。 〆の砲撃は壁際で当てると多段ヒットする。4ヒットで忠勝に匹敵、5ヒット以上なら武蔵と同等かそれ以上の威力。 乱舞で壁にぶつけてもいいが、壁スレスレに落とした方が3ヒットさせやすい。 天井が低い場所なら最大4ヒット、究極BASARA技なら最大6ヒットまで狙える。 壁に運ぶ時はできるだけ垂直に。角なら成功条件が緩くなる事が多い。ただし、元親と壁の間にある程度距離がないと失敗する。 【固有技 十飛】 移動距離長めの飛び蹴り。巻き込み性能は高め。空中攻撃で追撃可能。 雑魚戦ではなかなか使いやすい。広い場所ならジャンプ攻撃、壁際では空中特殊で追撃するといい。 判定が非常に強く、騎馬兵の突進とかち合うと一方的に勝てる。さすがに複数体相手だと負けるが、覚えておいて損はない。 敵HEROの大半の固有技も飛び道具系を除けば真正面から一方的に潰せる。 HERO戦でのダメージ効率は空中攻撃のクリティカル次第。 ジャンプ攻撃とのループで忠勝ハメが可能。ジャンプ攻撃は最速ではなくある程度遅らせた方がいい。 【固有技 四縛】 網で前方の敵を纏めて空中に浮かせる。範囲は意外と広い。網の威力は非常に低い。鉄壁兵を一撃で倒せる。 一定時間経過か再使用まで拘束し続ける。拘束時間は跳ね返しより長い。解除後の吹っ飛び方は最後に当てた攻撃の種類と方向で決まる。 大男やからくり、ドライブ中のHEROや忠勝は拘束できない。それ以外なら2人以上のHEROも拘束できる。 雑魚戦ではこれで纏めてから通常攻撃で撃破数もヒット数も稼げる。きっちり纏めれば割り込まれる心配はない。 HERO戦では空中特殊×3が基本。ジャンプ攻撃が2ヒットする相手にはジャンプ攻撃連打が強力。 ドライブ中は四縛で拘束した相手にジャンプ攻撃が2ヒットするようになるが、半兵衛と義元には1ヒットのまま。 なぜか家康にはドライブ中以外でも2ヒットするので専用アイテム装備ならドライブなしでも1ターンキル可能。 挑発の補助にも使える。大谷の頭巾装備ならBASARA技とのループが可能。 自動解除後に敵が受け身を取れば受け身狩りで拾い直せる。バックステップから狙うと安定。〆を空中特殊にすればより安全。 当て方やタイミング次第ではドライブゲージMAXでもアーマーがつかないので四縛で拾い続ける事も可能だが、無理に狙う必要はない。 壁際ならBASARA技後の拾い直しは向きを変えなくても成功する事が多い。多段ヒットなら簡単に拾い直せる。 【固有技 三覇鬼】 浮かせて吹っ飛ばす2段技。出は早く範囲も広いが、威力は低い。 主に雑魚を壁際に運びたい時に使う。通常攻撃が潰されそうな時はこの技でキャンセルすると被弾し辛い。 HERO戦では初段で浮かせてBASARA技に繋ぐ。出が早いので通常1から安定して繋がる。 BASARA技後の追撃や敵の動作中断に使ってもいい。受け身を取られなければ一部の相手を除きこの技の後に挑発が決まる。 蒼紅幸村等には初段で受け身を取られるので必ずBASARA技に繋ぐ事。 【固有技 八破】 タメている間はアニキコール、タメ段階によって炎の波が強化されて威力や射程がアップ。最大タメでモーション変化。 使うのであれば最大タメを狙いたいが、タメている間も終了後も隙だらけ。跳ね返しか四縛から狙うのが基本。 タイマン専用。〆からの追撃や受け身反撃対策としてバサラゲージも準備しておく。 跳ね返しなら安定して最後までヒットするが、相手によっては即タメないと間に合わない。 四縛で拘束したら網の真下に移動してタメ開始、跳ね返しと比べて余裕がある。浮いているので途中で抜けられがちなのが難点。 総じて威力は十分だが、手間がかかる上にやや安定性に欠ける性能。 ドライブ発動中は最大タメ前半部分のヒット数が増える。フルヒットさせれば専用アイテム装備時にも引けを取らない威力となる。 【固有技 一蝕】 前方に碇を飛ばして範囲内の敵を吊り上げる。ボタンを離すと吊り上げる。 射程も範囲もそこそこあるが、威力は非常に低い。刻印技かつ敵から小判が手に入るが、どちらにおいても稼ぎ効率は最悪。 壁を貫通するので壁の向こうのHEROをハメられるがネタの域は出ない。本願寺黄金伝説の豪華つづら回収が唯一の使い道。 【固有技 五羅】 殴って敵の動きを止めた後に喧嘩を売って(挑発判定)蹴り飛ばす。威力は低い。蹴りの吹っ飛ばし距離が長い。 ゲージ溜め専用だが、バサラゲージ回復量は普通の挑発と同じ。跳ね返しや四縛の方が使いやすい。 一応通常1から繋がる。跳ね返し挑発→五羅が決まらない相手にも通常攻撃を挟めば決められる。 吹っ飛ばした後も挑発を決められる。上手くいけば1回の跳ね返しでバサラゲージをMAXにできる。 通常の挑発と同じく罵詈雑言の書、練達の戦法の効果が適用される。 【固有技 弩九】 槍でサーフィン、移動速度は韋駄天抄とほぼ同じ。のけぞり、BASARA技で自動解除。 方向転換やジャンプ時の炎に攻撃判定にあり。威力は低い。 攻撃用としては使いにくいので移動用。味方を引き離したい時にも有効。 ドライブ中のみ左右に振り続ける事で忠勝ハメが可能。素早く振るとダメージ効率アップ。実用性はない。 固有技ボタンを押すと前方に範囲広めの炎の波を起こして終了。上手く当てると松永軍迎撃戦の鉄柱兵を1回で倒せる。 *** 通常攻撃やBASARA技の補助として固有技を使う、という戦法が基本になる。 クリティカル系アイテムはそれぞれ特性が違うのでステージや戦法に合った物を選びたい。 通常時でもクリティカル率を高めて砲撃多段ヒットを使いこなせれば平均火力は上げられる。 体力赤戦法は即死の危険性はあるが、専用アイテムやBASARA技ループで大きなアドバンテージを得られるのでかなり強化される。 ステップ性能は良好で移動用としても優秀(前ステップは左前方へ移動)。更に弩九もあるので移動には困らない。 武器は第8武器が基本。絶好調のはちまき装備なら第7武器もあり。 【大武闘会】 推奨装備 愚か者の法 怨念の再利用 韋駄天抄 徳用ひょうたんなど 推奨固有技 十飛 四縛 HERO戦で地上通常攻撃を使う場合、怨念+愚か者だとクリティカルで吹き飛ぶ。 十飛→ジャンプ攻撃がメインならクリティカルがありがたいので悩みどころ。 判定の強さ、移動距離共に優秀な十飛が主軸。 特殊兵混じりの乱戦、複数HERO戦共に、十飛→空中□→着地にステップで離脱→振り向いて仕切り直しの流れ。 機動力を活かして一撃離脱を心掛ける。 出掛かりや上を取られると潰される。長政のジャンプ固有技には特に注意。 無くても困らないが、大男殺しがあると仕事が早い。 つづら兵は逃げ出す間合いの外から蹴り込む事が可能。爆弾兵を巻き込んだ場合は着地にステップすれば大丈夫。 四縛はタイマンに持ち込めば挑発でのゲージ溜めにも使える。勿論HEROにまとまったダメージを与えたい時も。 蘭丸戦は五月雨をガードした瞬間に四縛を使えば、ちょうど次のステップ→五月雨の時にヒットする。 メインで行くなら怨念、控えに回すなら猛将を採用。 レベル1でもやれるキャラの一人。装備は怨念、愚か者、韋駄天orひょうたん。四縛はレベル不足なので足止め用、ほぼ十飛一本で。 【VS敵元親】 登場ステージ(全て総大将として登場) ★3 四国重騎戦 八破 五羅 ★4 厳島奪還戦 十飛 三覇鬼 ダウンモーションがかなり短い。 引き起こしの受け付け時間が非常に短いので、早すぎて浮かせてしまったり、そもそも間に合わない場合も多い。 前ステップによるめくりに注意。あらかじめ意識しておかないと反応するのは難しい。 跳ね返しを狙うなら通常攻撃。固有技はどれも跳ね返しが狙いにくい。 ★3四国重騎戦では滅騎とセットで登場。滅騎を先に倒すか砦の外に釣り出してタイマンに持ち込む。 滅騎の横からムービーイン、戦闘開始直後に滅騎の後ろに回れば元親が前足に引っ掛かって身動きが取れなくなる事が多い。 引っ掛からなかった時も滅騎を利用して距離を取れば比較的安全に戦える。 五羅はドライブゲージが増加するが、蹴りがヒット(ガード含む)しなければ増加しない。隙だらけなので攻撃のチャンス。 ドライブ中の行動は空中特殊→八破最大タメ。背後に回れば安全。隙だらけなので挑発や削りのチャンス。 ★4厳島奪還戦では起動前、起動後に関係なく滅騎撃破後に出現。 十飛からの空中特殊や着地後の攻撃でめくられないようにこまめに位置を変えたい。 十飛やドライブ中の足の速さによる事故を防ぐ為に絶対に見失わないように。 【大武闘会登場ステージ】 19戦目「戦場の友情連合」十飛 三覇鬼 ※家康 50戦目 腐食香炉「特攻上等・暴走団」八破 五羅 ※政宗(MAGNUM STEP WAR DANCE)、三好三人衆もどきの闘士✕10 75戦目 雷神壁「瀬戸内を愛する会」八破 五羅 ※元就(発 烈)、鬼兵闘士✕3 「俺と・僕の・滅騎大戦」十飛 三覇鬼 ※半兵衛(華やかに 甘く柔らかに)、滅騎、鉄砲兵多数 97戦目「暴走仁王 長曾我部号」十飛 三覇鬼 ※仁王車✕4 100戦目「大武闘会覇者戦」十飛 三覇鬼 重騎と共に出現するステージでは回復アイテムが手に入りやすい。上手く対処できれば回復用ステージになる。 乱戦で使われる十飛は判定も強く厄介。殆どの技を一方的に潰される上、走って逃げるのも困難。 幸い、バサラゲージの放出タイミングになるステージばかりなのでまともにぶつかり合う事は少ない。 「戦場の友情連合」はかなり体力が低い(特に家康)。元親から狙う。 腐食香炉「特攻上等・暴走団」は政宗のページを参照。 雷神壁「瀬戸内を愛する会」では鬼兵闘士✕3がおにぎり(大)、恵比寿樽、神水(大)を落とすのでBASARA技を温存する必要はない。 「俺と・僕の・滅騎大戦」は半兵衛のページを参照。 「暴走仁王 長曾我部号」は仁王車が回復アイテムを落とす癒しのステージ。向かって左の2体は神水(大)、右の2体は恵比寿樽を落とす。
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前ページ次ページ異世界BASARA 名乗りを上げた幸村にゴーレムはその腕でパンチを繰り出す。 一度戦ってみて分かった事だが、この怪物は動きが単調過ぎる。故に回避するのは容易であった。 迫るゴーレムの拳を跳躍して飛び越え、さらに左手に持った剣を振り下ろしてその腕を切断した。 (…何だこれは…) ゴーレムの腕を斬り落としながら、幸村は自分の体に違和感を覚える。 (体が妙に軽い。それに力がみなぎってくる…!) ふと、自分の左手に奇妙な文字が光り輝いているのが目に留まる。 彼は力が湧き上がってくる原因はこれだと気づいた。 しかしすぐにゴーレムに視線を戻す。今は戦…それも主の手柄が懸かっている戦の最中だ。 残った腕を振り上げたゴーレムに、幸村は全速力で走って行った。 距離を詰めた幸村に、腕が振り下ろされる。だが今度は逃げなかった。 真下から飛び上がり、その腕を槍で斬り払う。ギーシュの決闘でも見せた「大車輪」である。 「ちょっと!彼凄いじゃない!」 離れた場所から見ていたキュルケは感嘆の声を上げる。 ルイズも一度その強さを見た事があるとはいえ、驚いていた。 一方、タバサはゴーレムと幸村との戦いに目もくれず、空を見ていた。 (…まだ時間が掛かりそう…) 幸村の槍と剣…デルフリンガーにより、ゴーレムは両腕を失った。 「後は足を斬り捨てて達磨にしてくれる!」 両手の武器を握り締め、構え直す幸村。 …だが次に起こった事態を目にして、驚きの表情を浮かべる。 地面の土が切断面に吸い込まれ、腕が再生していくではないか。 そう、このゴーレムは土で出来ている。だから土さえあれば破壊された部分をすぐに作り直せるのだ。 腕が完全に形成されると、まるで幸村を嘲笑するような唸り声を上げて腕を振り回し始めた。 「あれじゃキリが無いわよ、どうするの?」 腕を再生させたゴーレムを見てキュルケが言った。 あれではいくら攻撃しても地面から土を吸い上げて直してしまう。 ゴーレムを一撃で吹き飛ばす…そんな強力な攻撃が必要だ。 何かないかと思案していたルイズの目に、タバサの持っている破壊の杖が目に入る。 「タバサ!それ貸して!」 空を見上げていたタバサから破壊の杖を受け取り、ルイズは戻って行った。 幸村は何度も攻撃した。槍で突き、剣で斬って…しかしその度に体を再生するのでは埒があかない。 破壊力のある技もあるが、それは攻撃に移るまで時間が掛かる。 このゴーレムがいくら鈍重だとしても、それを許すとは思えなかった。 「えい!えいっ!」 その時、後ろからルイズの声が聞こえる。 振り返ると、彼女は手に持った破壊の杖を懸命に振り回していた。 「何よこれ!何も起きないじゃない!」 それを見ていた幸村は一度デルフリンガーを鞘に戻すとルイズの元に走って行く。 「ルイズ殿!?何故戻ってきた!」 破壊の杖を振り回しているルイズの手を取り押さえる。 その時だった、幸村の手が破壊の杖に触れたのは。 「…ユキムラ?」 動きが止まった幸村を見てルイズは不思議がる。 突然、幸村が破壊の杖を取り上げるとそれをゴーレムに向け、取っ手の端に付いているスイッチを押した。 「……ルイズ殿、これは振り回す物ではない。こう使うのだ!!」 押した瞬間、爆発音と同時に装填されていた砲弾が発射された。 轟音が響き、真っ黒な黒煙が上がる。 発射された砲弾はゴーレムの顔の部分に直撃し、上半身を跡形もなく吹き飛ばした。 残ったのは亀裂の入った下半身のみ、しかしそれも直ぐにボロボロと崩れ去る。 あの巨大なゴーレムを、破壊の杖は一撃で破壊した。 「ご苦労様」 ゴーレムが崩れ去った後、森の茂みからロングビルが現れた。 「ミス・ロングビル、今まで何処に」 「辺りを探っていたら大きな音が聞こえたので…どうやらもう終わったようですね」 ロングビルは黒く、分厚い本を地面に置く。 「それが禁断の聖書ですか?」 「ええ、そちらは破壊の杖を見つけたんですね?」 ルイズはハッとすると、幸村から破壊の杖を受け取り、ロングビルの元へ向かって行った。 「凄いじゃないあの破壊の杖!見た目は悪趣味だけど」 「うむ…アレはそれがしも一度喰らった事があるからな…」 離れた所から見ていたキュルケは驚きの声を上げる、しかしタバサだけは辺りを見回している。 「…フーケは何処に…」 「ん?そういえば盗人の姿がないな…」 「ミス・ロングビル、これを」 ルイズはロングビルに破壊の杖を渡した。 「本当によくやってくれました皆さん。本当に…」 と、ロングビルがルイズの手を強く握る。 だが、いつまでたっても手を離さない彼女にルイズは不安を抱き始めた。 「本当に…よくやってくれましたね。おかげで…」 「…あ、あの…ミス?」 「おかげで………私のゴーレムがバラバラじゃないか」 突然豹変したロングビルに、ルイズは地面に組み伏された。 「何!?」 自分の主の危機に、幸村は駆け出そうとする。 「動くな!!」 だがロングビルが足で踏みつけたルイズに杖を向けて叫ぶ。 「あんたの槍と私の魔法…どっちが早いかしらねぇ?」 「おのれ……!」 「動かないでね、ご主人様の命が惜しいんなら剣と槍を捨てな。あんた達もだよ」 ロングビルの言う通り、キュルケとタバサは杖を捨てる。幸村と利家も槍と剣を放り投げた。 「くっ!あなたがフーケだったのね!」 踏みつけられながらもルイズはロングビル…いや、土くれのフーケをキッと睨みつけた。 「盗んだのはいいけど使い方が良く解らなくてね、こっちの聖書は見た事もない文字しか書いてないし…」 そこまで言うとフーケは幸村に視線を移した。 「でもそこの使い魔ならやってくれると思ったわ。流石はガンダールヴかしら?」 利用された事を悟った幸村は、フーケに今にも飛び掛りそうになる。 しかしルイズが捕われている為、動く事が出来ない。 そんな幸村を見て、フーケは妖しい笑みを浮かべながら破壊の杖を向けた。 「さぁ、使い方も解ったしあんた等は用なし……ここでお別れよ!」 撃たれる!キュルケ達は咄嗟に思った。 正にその時だった…空から大きな音が近づいて来たのは… 「来た」 今まで空を見ていたタバサが呟いた。 音の発信源が、幸村達とフーケの間に降り立つ。 土煙を巻き上げながら降り立ったのは……漆黒の巨人だった。 前ページ次ページ異世界BASARA
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前ページ次ページ異世界BASARA 盗賊事件のあった翌朝、ルイズはコルベールに学院長室へ来るように言われた。 実はあの後、オスマンの秘書のロングビルが街で聞き込みをしたところ、森の奥にある廃屋に出入りする怪しい人物がいる事が判ったのである。 ロングビルがその人物の姿を描いてみたと言うので、目撃者である彼女に確認してもらう事にしたのだ。 「………で」 学院長室に来たルイズはさも不機嫌そうに横にいる人物を見た。 「何であんたまで来るのよ!」 「あらいいじゃない、何だか面白そうだし♪ねぇタバサ」 「………」 キュルケの言葉にタバサは答えない。ただ、僅かに頷いた様にも見えた。 「そうか、それがしの知らぬところでそんな事があったとは」 「うむ、盗みを働くとはまったくけしからん!」 ルイズやキュルケと共に来たのか、真田幸村と前田利家の姿もそこにあった。 「宜しいですか?一応私が描いてみたのですが…」 ロングビルは紙を広げ、ルイズ達に見せる。 「これは…フーケです!間違いありません!!」 「うむ!確かにあの盗っ人とそっくりにござる!」 フードを被った人物の絵を見て、ルイズと幸村は確信を持ってそう言った。 「オールド・オスマン、すぐに王室に連絡しましょう!王室衛士隊に頼んで兵を差し向けてもらわなければ…」 だがコルベールの提案にオスマンは首を横に振る。 「ならん、ぐずぐずしておったらフーケに気取られる。それにこれは我々の責任じゃ」 そう、いくらアンリエッタ王女が来訪していて警備を割いてしまったとはいえ、盗賊の侵入を許してしまったのだ。 出来る事なら、学院のメイジで奪われた宝を取り戻し、名誉挽回したいところである。 オスマンは集まった教師やルイズ達を見回す。 「これよりフーケの捜索隊を編成する。我と思うものは杖を掲げよ!」 だが、集まった者達は誰も杖を掲げない。下を向いているか、誰かが掲げるのを待っているだけであった。 「…何じゃ?誰もおらんのか?」 オスマンは教師達にきつい視線を向ける。 「どうしたのじゃ!フーケを捕らえようという貴族はおらんのか、ってええぇぇーっ!?」 強い口調で言っていたオスマンがいきなり素っ頓狂な声を上げた。 掲げた者が1人いたのだ。だがその人物とは…… 「ウジマサ、お主はグラモンの使い魔であろう?いや、それより何でここにおるのじゃ?」 「な、何じゃオスマン!わしがここにおったらいかんのか!」 氏政であった、何故か呼ばれてもいないのに学院長室に来ていたのである。 「まったく困った事があるならこのわしに言えばいいのじゃ!わしを誰だと思っておる?天下の北条じゃぞ」 自身満々に言うがとても信用出来ない。昨日だって2度も倒れているのだ。 しかも気絶していたせいで彼は相手がどんな恐ろしいメイジか知らないのである。 「いや止めておけ…ただでさえ短い寿命をここで散らすでない」 「お、お、同じジジイに言われたくないわ!大体わし以外誰も上げとらんじゃろ!」 氏政の言う通り、未だ誰も杖を掲げていない。 「ほーれ見ろ!やっぱり頼れるのはわしだけじゃ…」 「私が行きます!!」 そんな中で、ルイズは杖を高く掲げた。 「ミス・ヴァリエール!あなたは生徒ではありませんか!」 コルベールは驚いて声を荒げる。 ところがルイズの横からまた1人、杖を掲げた者が現れた。 「キュルケ!」 「ヴァリエールには負けていられないもの」 そしてキュルケに続いてタバサも杖を掲げる。 「2人が心配」 タバサの言葉にルイズは小さな声で「ありがとう…」と呟いた。 「おおルイズ殿!この幸村も共に行きまする!」 「キュルケ殿、それがしも行くぞ」 その3人の様子を見ていたオスマンは満足そうな顔をした。 反対に、氏政は面白くなさそうな顔をする。 「そんな顔をするでない、ここは彼女達に任せてはくれんかの?」 「フン!こんな小娘共に何が出来るのじゃ!」 氏政はルイズ達を見ると吐き捨てるように言った。 彼にしてみれば、小娘よりも劣っていると思われたのだろう。 「まぁそう言うなウジマサ、彼女達はちゃんと実力は備わっておるぞ。 例えばミス・タバサは若くしてシュヴァリエの称号を持っておる」 シュヴァリエとは与えられる爵位の中では最下級であるが、純粋に実力でしか得られない称号である。 キュルケも知らなかったのかそれを聞いて驚いていた。 「そしてミス・ツェルプストーはゲルマニアの優秀な軍人の家系の出で、彼女自身の炎の魔法も強力じゃ」 オスマンの言葉に応えるようにキュルケは胸を張った。 胸が盛大に揺れ、幸村は鼻を押さえて目を逸らす。 「どうじゃウジマサ、彼女達が優秀だと解ったじゃろう?だからここは譲ってくれんか…」 「あの桃色髪の娘の紹介がまだじゃぞ?んん?」 オスマンの顔が引きつった表情へと変わった。 「…え、えーとミス・ヴァリエールは優秀な魔法使いを輩出したヴァリエール家の出で…」 オスマンはそう言いながら流れ出る汗をハンカチで必死に拭っていた。 「あーそのなんじゃー…将来有望な…その…」 「将来有望な、何じゃ?ん?ん?んんんー??」 何とか褒めようとするものの、中々見つからないのか焦りが顔に浮かんでいる。 「おおそうじゃ!確かミス・ヴァリエールの使い魔はお主の主人であるギーシュ・ド・グラモンを圧倒したではないか」 結局何も思いつかなかったオスマンは、最終的にルイズの使い魔である幸村に目をつけた。 「そうでした!彼はあの伝説のガンダー…」 コルベールが何かを言おうとしたが慌てて口を閉じる。 幸村…そしてキュルケの使い魔である利家の強さを知っている氏政はそれ以上何も言えず、ただ黙っていた。 やっと納得してくれたと、オスマンは胸を撫で下ろすとルイズ達に向き直る。 「魔法学院は諸君らの努力と貴族の義務に期待する!」 オスマンの言葉にルイズ達3人が杖をもう一度掲げる。 「ミス・ヴァリエール、そしてミス・ツェルプストーの使い魔よ。主の力になるのじゃぞ」 「お任せあれ!この槍にかけて、ルイズ殿の力になって見せましょう!!」 「女を守るのは男の役目、それがしもキュルケ殿やルイズ達を守るぞ」 こうして、3人のメイジと2人の使い魔がフーケ捜索隊に選ばれた。 前ページ次ページ異世界BASARA
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263 :名無したんはエロカワイイ:2007/05/31(木) 12 53 27 ID JbFAL1Do 州゚д゚)<兵ーがみんなー死ーんでゆくー 死んーでゆくから駒なんだー♪ 手のひらを 日輪に 透かしてみれば 真っ赤に流れる 部下の血潮 264 :名無したんはエロカワイイ:2007/05/31(木) 13 34 04 ID XiWuKi5P 毛利元就は、次のような高松城のナンセンス童謡詩の題材として知られている。 わたしの軍に ひとりの男がやってきた わたしの軍に わたしの軍に わたしの軍に 一人の男がやってきた その男の名は 毛利元就 毛利元就は、オクラの兜、絹さやの外衣、ししとうのズボンといった、食べられる服を着ていた ( 。 )<あの兜どう見てもオクラにしか見えないしなー 州゚д゚)<ほう。誰がブレッドノッホのブラウニーだ Σ(; 。 )<い、いやその、そっちじゃなくて 州゚д゚)<連れて行け (; 。 )<ぎゃあああああ!!
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脚本:渡邊大輔/絵コンテ:矢野雄一郎/演出:依田正彦/作画監督:野口寛明・石井哲哉 「貴様は誰だ」 伊達政宗のことを覚えてすらいなかった石田三成。 上田城でのふたりの再会は、さらなる遺恨を生む。 怒りにまかせて斬りかかる政宗を寸でのところで止める幸村。 怒りの収まらない政宗と幸村との戦いは、避けることのできないものとなる。 一方、徳川家康を探す鶴姫は、家康の未来に深い闇を見る。 そのころ、長曾我部元親と毛利元就は、大谷吉継から九州勢の取り込みを命じられ、島津義弘、黒田官兵衛、大友宗麟らに会うべく、九州へ向かうのだった。 世は大きく動き出す。関ヶ原に向けて……! (アニメ公式サイトより引用) +←箇条書き先頭のこの部分をクリックすると詳細が表示されます。 もう一度クリックで 閉じます。 ※このページでは検証目的で「戦国BASARA Judge End」(テレコム・アニメーションフィルム制作)の映像を一部引用しています。 サムネ表示なので、クリックすると大きめの画像へ飛びます。 ・以下アニメの疑問点を紹介 + 「殺す」という台詞を大盤振る舞いする伊達政宗 「殺す」という台詞を大盤振る舞いする伊達政宗 政宗は9年間「殺す」という表現を1度も使ったことがないキャラクターであるが、 本作においては「殺す」という台詞が個性の1つである石田三成よりも、政宗のほうがよっぽど多用している。 台詞まわしというのはキャラクターごとの個性を形作るための重要な手段であると考えられるが、 本作においては軽視されているようである。 ちなみに政宗の声を担当する中井和哉氏は、公式イベントのパンフレットにおいて 「政宗はどんなに荒っぽい言動をしても決して下品になってはいけない」との発言をしている。 + 殴り合いをはじめる伊達政宗と真田幸村 殴り合いをはじめる伊達政宗と真田幸村 ゲームと同様上田城において蒼紅の激突は避けることのできないものとなったが、 通常通りの戦闘をしたゲームと違い、武将同士の対決にも関わらず何故か始まったのは武器を投げ捨てた上での肉弾戦である。 特にアクションゲームが原作ということもあり、戦国BASARAにおいては武器、戦闘スタイルの個性は キャラクター性と切り離せない重要な要素であり、 荒唐無稽ながらもしっかり戦国時代であるという独自の世界観の構築にも貢献している。 そうした前提があるからこそ名物である武田の殴り愛や武器を捨てた家康といったキャラクターも際立つのであり、 原作への理解に疑問を抱かせる演出であったといえる。 殴りあう政宗と幸村 挙句の果てには蹴り + 明らかに様子のおかしい蒼紅の対決を「将たるものの戦い」として棒立ちで見守る小十郎 明らかに様子のおかしい蒼紅の対決を「将たるものの戦い」として棒立ちで見守る小十郎 政宗が錯乱状態から脱してないのが明らかであるにも関わらず、小十郎は蒼紅の激突を「将たるものの望んだ戦い」と称して 様子がおかしい事を察した節のある佐助が止めに入ろうとするのを止めている。そして傍観し続ける小十郎。 その後、敵である猿飛佐助に呆れられ諭されることとなった。 ゲームにおいてはこのようなくだりは全く存在せず、小十郎が自ら体を張って政宗を諌め、 政宗もその言葉を聞き自分を抑え立ち直りの契機となった重要なシーンであったが、 このアニメではむしろ迷走を悪化させるエピソードに改変された模様である。 ちなみに小十郎も政宗同様、このアニメにおいては「ただ負けただけ」であり、 何を悩んでいるのかも、突然知能が低下してしまった理由も全く不明である。 止めようとする佐助を止めている + 冷静すぎる小十郎 冷静すぎる小十郎 幸村との殴り合いの最中、傷口が開き血を滲ませる政宗を見ても 「まずい、傷口が開いたか」と冷静に状況を噛み砕く小十郎。 主君の怪我に対して落ち着きすぎている。 殴り合いの喧嘩を諌める事も無ければ、政宗の傷を見ても焦りや憤りといった感情を見せる事も無かった。 生涯ただ一人の主と心に誓い、己が命を捧げるまでに心酔し、自らが絶賛し賛美する主君とはとても思えない態度である。 その後「政宗様!」と政宗の元へ駆け寄るような描写は有るが、実際割って入ったのは政宗が技を出し終え幸村と佐助が壁に吹き飛ばされた後である。 補足として、小十郎より後に駆け寄った佐助の方が断然早く幸村の元へ辿り着いている。 + 無理矢理な幕引き 無理矢理な幕引き 幸村に三成の姿を重ね襲いかかる政宗だったが、相手が幸村である事を確認すると急に戦意を失い 「真田、アンタはもういい」とその場を立ち去る。 何度も幸村と戦う夢を見ていた政宗が、改めて幸村を見て冷静さを取り戻したかのようにも見えるが つい先程幸村に向けて「石田より先に殺してやる!」と吠えたばかりであり、幸村を見て冷静になったとも言い難く、 思考の変化や情緒に整合性が感じられない。 + 家康の闇(?)を見る鶴姫 家康の闇(?)を見る鶴姫 相変わらず単独行動をとる鶴姫は家康がどんな人間なのかを知る為に家康の事を占う。見えたのは家康が暗い空間に一人で佇み、黒い涙を流している光景であった。 それを見て戸惑う鶴姫だが、原作において、まるで家康の未来(或いは今現在)に暗雲が立ち込めている事を示すかのような描写は一切無い。 その後、家康は「もう、良いだろ」と突然意味不明に不機嫌になり去って行った。 + 「どいつもこいつも家康家康。だったら家康をつぶして否が応でも俺の方に目を向かせてやる」伊達政宗 「どいつもこいつも家康家康。だったら家康をつぶして否が応でも俺の方に目を向かせてやる」伊達政宗 ゲーム戦国BASARA3の石田三成の台詞として「家康、家康、家康、家康…!誰も彼もが家康の名を呼ぶ…!」というものがあり、 ここでも石田三成の属性が伊達政宗に移植されている模様である。 原作では政宗と家康はかつて共闘もしたことがある旧知の間柄であり、このようなエピソードは存在せず、 政宗はこういった幼稚で自己中心的な思考をするキャラクターでもない。 また、このアニメ内において政宗が誰かの口から家康について聞いた場面はなく、 三成の持つ家康への執着を知る機会もなかった。強引な台詞のねじ込みにより矛盾が発生している。 + 「手負いの右目は黙って見てな」 「手負いの右目は黙って見てな」 三成への怒りを相変わらず隠しきれない政宗は、今度は怒りの矛先を家康に向け、それを咎めようとした小十郎を威圧し黙らせている。 本来政宗は頭に血がのぼったときに自分を諌めてくれる小十郎に内心感謝しているキャラクターであり、 ゲーム戦国BASARA3においても、挫折の中で自身の在り方が小十郎の目にどう映るかということを 確かめながら進んでいく様子が伺えた。また、怒りの感情をもてあます自身を皮肉るような冷静さも持っていた。 このシーンでは小十郎の忠告を一切聞き入れず冷たい言葉で突き放している。 ひたすら私怨で軍を動かし腹心にすら牙を剥き出しにするなど、そこに国主としての姿は無い。 + 元親に後ろめたさの無い官兵衛 元親に後ろめたさの無い官兵衛 原作において、官兵衛は元親の顔を真っ直ぐ見る事が出来ず、常に後ろめたさを感じていたのだが 本作においては非常に友好的に会話をしている。官兵衛の所業が無かった事にされれば今後の展開が原作とは大きく異なってしまう。 + 「アンタをぶっ潰して石田に俺しか見えねえようにする」伊達政宗 「アンタをぶっ潰して石田に俺しか見えねえようにする」伊達政宗 原作ゲームにおいて上田城戦後の政宗は、現在の自軍の窮状を見極め、自ら家康の元へ赴き同盟を受け入れている。 「でかくなったのは背だけじゃない」等旧知の家康の成長に言及するなど、 家康と政宗の関係性やキャラクターの掘り下げに一役買っているくだりでもあった。 このアニメでは根本から改変され、政宗が家康を潰しにくるという真逆の顛末になっているが、 これは石田三成を主人公にしたコミカライズ「Bloody Angel」からの流用であると推測される。 アニメ化にあたり、特別ファンから好評を得たわけでもない派生コミカライズから、 原作ゲームと真逆になっているほどの大幅な改変部分をそのまま引用するというのは、大変珍しいのではないかと考えられる。 また、政宗がたまたま衝突した結果敗北しただけの相手である石田三成に対し「俺しか見えねえようにする」 といった感情を抱く必然性はなく、未熟ながらも正論や俯瞰視点の台詞が多い政宗のキャラクター性からは 違和感を禁じえない発想でもある。 + 象徴的な台詞を真逆に改変された伊達政宗 象徴的な台詞を真逆に改変された伊達政宗 「地に落ちた?No!降りて来たのさ!」 ゲームにおける政宗のこの台詞は公式サイトのキャラ紹介にも使用され、 3の政宗の状況と彼のキャラクター性を端的に表現しており、ある種のコミカルさと相まってファンに親しまれている 象徴性の高い台詞であった。 この台詞が当アニメにおいては「竜は地に落ちた!這いつくばった竜に何ができる!」という 真逆ととれる意味のものに改変され使用されている。 原作の素材を使ってわざわざ真逆にするという改変について、ファンにどういう反応をして欲しかったのか 謎は深まるばかりである。 上へ 一つ前のページにもどる
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竹中半兵衛の章・第五話「中国攻め」 竹中半兵衛の章・第五話「中国攻め」あらすじ 戦況(解説者 竹中半兵衛) 勝敗条件 武将データ イベント ミッション 撃破効果 アイテム配置 攻略アドバイス ☆猛将伝&Zの変更点 無双演武一覧 あらすじ 毛利水軍を破ったことで 反乱勢力の動きは鎮静化する。 信長は、 勢力を日本全土に広げるべく 各方面に軍団を派遣。 半兵衛の主・秀吉は 中国平定を任された。 木津川口で織田軍の実力を知った 毛利元就は 四国の雄・長宗我部元親を動かし、 盤石の陣を敷く。 半兵衛は、 寝て暮らせる世のため、 相棒と決め込んだ黒田官兵衛と共に 元就との謀略戦に挑むのだった。 戦況(解説者 竹中半兵衛) 元就公は天才だなあ~。 先の敗北を逆に利用して、長宗我部なんかを まとめ、西国同盟を作りあげるんだもの。 その元就公を倒せば、俺ってもっと天才! 俺の最強の軍略を成就するためにも勝つよ。 だから、官兵衛殿は敗走させられないな。 戦術は…そうね、官兵衛殿が正面を突いたら それは俺に側面を突けってことだから、 回り込んで安国寺恵瓊さんを奇襲しよう。 あとは出たとこ勝負だけど…うーん。 長宗我部元親さんの布陣が、官兵衛殿を 脅かしかねないとこだし、討っとこうかな。 秀吉様は、あとから来られるみたい。 とりあえず、俺と官兵衛殿と元就公で 最強の軍師同士、軍略を戦わせちゃおう! 勝敗条件 勝利条件 毛利元就の撃破 敗北条件 黒田官兵衛の敗走↓黒田官兵衛と羽柴秀吉いずれかの敗走 武将データ 織田軍 備考 毛利軍 獲得 備考 黒田官兵衛 敗北条件撃破効果No.2発動で効果あり 毛利元就 なし 総大将 竹中半兵衛 プレイヤー 長宗我部元親 装備品 ミッションNo.3の撃破対象 山内一豊 毛利輝元 装備品 撃破効果No.4の撃破対象 加藤嘉明 小早川隆景 巻物 蜂須賀小六 撃破効果No.4の発動条件 児玉就方 巻物 堀尾吉晴 吉川元春 巻物 撃破効果No.1の撃破対象 羽柴秀吉 総大将ミッションNo.3達成後出現 安国寺恵瓊 素材 ミッションNo.1の撃破対象 羽柴秀長 ミッションNo.3達成後出現 乃美宗勝 素材 明石全登 撃破効果No.1発動で出現 福原貞俊 素材 平賀元相 素材 口羽通良 素材 穂井田元清 素材 撃破効果No.2の撃破対象 南方就正 素材 長宗我部信親 素材 撃破効果No.3の撃破対象 立花誾千代 装備品 ミッションNo.1達成後出現ミッションNo.2の撃破対象 立花宗茂 装備品 由布惟信 素材 ミッションNo.1達成後出現 小野鎮幸 素材 十時連貞 素材 島津義弘 装備品 ミッションNo.3達成後出現ミッションNo.5の撃破対象 島津義久 素材 ミッションNo.3達成後出現 島津歳久 素材 島津家久 素材 イベント ステージ開始直後、小早川隆景の偽退却イベント。 黒田官兵衛は敢えて策に乗り進軍開始。 一定位置まで進軍すると敵伏兵が出現。 クリア後、ムービー「最強の軍略」が流れる。 ミッション 番号 内容 備考 No.1 安国寺恵瓊を撃破せよ! 達成後、援軍として立花軍が出現立花夫妻が竹中半兵衛へ進軍開始北西砦がすべて開門 No.2 立花誾千代と立花宗茂を撃破せよ! 立花夫妻の一方を撃破すると北東砦西門が開門長宗我部元親が黒田官兵衛へ進軍開始ミッションNo.3が発生 No.3 長宗我部元親を撃破せよ! 達成後、織田軍本隊が出現援軍として島津軍が出現島津軍が羽柴秀吉へ進軍開始敗北条件変更 No.4 羽柴秀吉と黒田官兵衛を合流させよ! 発生時、毛利軍の伏兵が出現 No.5 3分以内に島津義弘を撃破せよ! 島津義弘を先に撃破すると発生しない発生時、毛利軍の伏兵が出現終了後、南東砦東門と東砦南門が開門毛利元就への突撃イベントが発生 撃破効果 番号 内容 効果 備考 No.1 織田軍の詰所の数が7以上の状態で吉川元春を撃破 明石全登が援軍として出現し、竹中半兵衛を護衛する No.2 開始から10分以内に穂井田元清を撃破 黒田官兵衛の体力が回復 No.3 体力ゲージが赤い状態で長宗我部信親を撃破 武器を獲得 No.4 蜂須賀小六の敗走前に毛利輝元を撃破 素材を獲得 緑大 アイテム配置 携帯道具 壱 団子 団子 団子 大盛御飯 大盛御飯 大盛御飯 弐 団子 団子 大盛御飯 当世具足 黒漆太刀 荒御魂 参 団子 兵糧丸 戦草鞋 黒漆太刀 黒漆太刀 幻朧時計 攻略アドバイス レア武器獲得ステージ。→レア武器獲得のポイントを見る 撃破効果No.1の詰所数は、かなり微妙な数なので確認を怠らないように。 最後は基本的には元就への単騎突撃=元就との一騎打ちになるので油断なきよう。 ☆猛将伝&Zの変更点 無双演武一覧 第一話 第二話 第三話 第四話 第五話 稲葉山城の戦い 姉川の戦い 長篠の戦い 木津川口の戦い 中国攻め
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伊達政宗 第六天魔王? devil? NO…単なるおっさんさ 伊達政宗:外伝最終章(無印のムービーにも同じ台詞あり) Please go easy on me……haha 「おっと…勘弁してくれよ」 伊達政宗:汎用 Psyche up guys! 「心構えをしろ!」 伊達政宗:キャラクター選択 Come on! It s not over yet! 「まだ終わってねぇ!」 伊達政宗:小十郎ストーリー三章で復活時 お前に稽古をつけてもらうのは久しぶりだな 伊達政宗:小十郎で双竜の決闘 Thanks 伊達政宗::2Pに回復してもらった時 片倉小十郎 射干玉(ぬばたま)の闇に光一つ…! 片倉小十郎:BASARA技 政宗様…この小十郎をお許しくださいますな…! 片倉小十郎:ゲームオーバー ついて来い! 片倉小十郎:乗馬 人質と六の刀を返してもらおう 返事はいらねぇ…テメェの了解など無用だ 片倉小十郎:ストーリー五章 松永へ 伊達軍兵卒 オメェら!政宗様を見失うんじゃねぇぞ! 拙者、政宗様に追いつけたためしがありませぬ! 片倉小十郎・伊達軍兵卒:汎用
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前ページ次ページ異世界BASARA ニューカッスル城の上空…… 巨大な戦艦『レキシントン号』。その甲板にその男は立っていた。 男は口の端を吊り上げ、眼下の城を見下ろしていた。 ―――時は、真田幸村がギーシュとの決闘を終え、数日経った頃までさかのぼる――― ガリアの宮殿ヴェルサルテイルには、プチ・トロワと呼ばれる小宮殿がある。 その中で、1人の少女がベッドに寝そべっていた。 年の頃は17ぐらいだろうか、絹のようにしなやかな青い髪に青い瞳。 そして頭には宝石の埋め込まれた王冠を被っている。 しかし、その顔にはそれら全てを台無しにする程、冷酷で傲慢な表情が浮かんでいた。 彼女の名はイザベラ。 ガリア王国の王女で、現ガリア王ジョゼフの娘である。 「あの人形娘はまだかい?」 イザベラが傍で待機していた1人の侍女に問い掛ける。 ひっ、という声を上げて侍女は震え上がった。 「シ、シャルロット様はまだお見えになっておられません」 「ただの人形でいいのよ。あいつを名前で呼ぶんじゃない!」 イザベラに怒鳴られ、侍女は震えながらはい……と口ごもった。 「人形7号様、おなり!」 その時、呼び出しの衛士がその人形娘とやらの到着を告げた。 「ふん、やっと来たか……通しなさい」 イザベラがそう言うと、正面の扉が開かれ、1人の少女が入ってきた。 イザベラと同じ青い髪と瞳を持った、タバサであった。 入ってきたタバサをイザベラは忌々しそうに睨みつける。 しかしタバサは動じず、ただ黙ってイザベラを見つめていた。 しばらくして、イザベラはふん、と鼻を鳴らすと口を開いた。 「お前、確か召喚の儀式はもう済んだわよね?一体どんなのを召喚したんだ?」 「人間」 タバサは短く答える。 それを聞いたイザベラは大声で、タバサを馬鹿にするように笑った。 「人間だって!?聞いたかいお前達、こんなに笑える話はないよ!!」 イザベラは笑い続ける。 侍女達も困ったように笑みを浮かべてイザベラに合わせた。 「何だ、あんたも大した事ないんだねぇ!てっきり風竜でも呼び出したのかと思えば……」 くくく、とイザベラはくぐもった笑い声を発した。 「そうかい、そんな珍しいのを召喚したのなら、一度見ておかないとね……」 イザベラはそこでやっと笑うのを止め、タバサを見下すように言った。 「人形娘、その使い魔をここに呼びな。皆にもお披露目してやろうじゃないか」 「……………」 「聞こえなかったのかい?お前の使い魔をここに呼びなさい」 タバサはしばらく黙っていたが、くるりと自分が入ってきた扉の方を見て呟いた。 「タダカツ」 (タダカツ?変な名前の人間だね、まぁ思う存分馬鹿にして……) ズシン……ズシン…… と、イザベラや侍女達の耳に地響きが聞こえてきた。 ズシン……ズシン……ズシン 地響きの音は大きくなり、どんどんこちらに近づいて来ているのが分かる。 イザベラは戸惑った。人間の足音?それにしては大き過ぎる。 ズシン……ズシン!! 一際大きな地響きと共に、音が止んだ。 宮殿内に重苦しい空気が流れる。 沈黙の中、ゴクリ、とイザベラが唾を飲み込む音が聞こえた。 そして…… ガチャ 扉が開く音が聞こえる。 ゆっくりと開き、人が通れる程の隙間が出来ると…… その隙間から、およそ人の大きさとは思えぬ腕が出てきた。 とんでもないものを目にしたイザベラと侍女達は一斉に後じさる。 そんなイザベラ達を余所に、扉はその大きな腕によってどんどん開かれ…… 完全に開かれた扉から、鎧を纏った巨人が現れた。 「ひいいぃぃぃっ!!!」 「あ、ああ……」 あまりに予想外な人間が現れたので、イザベラの侍女達は悲鳴を上げたり、腰を抜かす者までいた。 当のイザベラも、現れた巨人を見て呆然としている。 これが人間だろうか?人間とは思えぬ風貌… そしてタバサのように何を考えているのか解らない瞳とは違い、この巨人の眼には見た者全てを威圧するような光が宿っていた。 「タダカツ」 「……!!」ブオオオォォー!! タバサの言葉に応えるように、使い魔の巨人は体から蒸気を噴き出した。 「ふ、ふん……人形娘に人形みたいな使い魔……お、お似合いじゃないか」 タバサに翼人退治の任務を言い渡した後、イザベラは宮殿の中で言った。 しかし、そう思っている者はこの場においていなかった。 イザベラ本人でさえ思っていなかったのだ。 (忌々しい……) イザベラは心の中で呟く。 (忌々しい……何故あの人形だけが優れている?) 血を分けた従妹でありながら、幼くしてシュヴァリエの称号を持つ程の魔法の才に溢れていた。 対して自分は王女であり、さらに北花壇警護騎士団の団長でありながらあまり魔法に秀でていなかった。 それをどうしても信じたくなかったのである。 「そんな訳ない……あいつに出来て、私に出来ないなんて事はないのよ」 徐ろに、イザベラは立ち上がって杖を手に取った。 「あのガーゴイルに呼べたんだ、私だって互角の……いや、それ以上のを呼べる筈だわ」 ――そしてあのいけ好かない人形娘を見下してやろう―― そう思いながら杖を掲げ、イザベラは召喚の呪文を唱えると、勢いよく杖を振るった。 杖を振るうと、ボンッ!という音と共に白い煙が現れる。 最初は煙のせいでよく見えなった。が、しばらくすると少しずつ晴れていき、うっすらと召喚されたものの影が見えてきた。 そして煙が晴れた次の瞬間、イザベラの眼前に立っていたのは…… 「マツナガ」 城を見下ろしていると、後ろから男の名を呼ぶ女の声がした。男……松永は振り返る。 「……これはシェフィールド殿。ご機嫌、如何かな?」 「別に。大して変わらないわ」 シェフィールドと呼ばれた女は淡々と答えると、一枚の紙を松永に差し出した。 「手紙よ、あなたのご主人様から」 松永は手紙を受け取って内容を読む。 しばらくして、溜息をつきながら指を弾く。その瞬間、小さな爆発が起こり、手紙は一瞬で灰となった。 「戻って来いか……どうやらイザベラ殿の機嫌を損ねてしまったようだ」 「どうせ何も言わずに出てきたんでしょう?あなた……ひょっとしてわざとやってない?」 「おや、ばれてしまったかね?」 さも面白そうに笑う松永を、シェフィールドは表情も変えず、ただ暗い瞳で見つめた。 「ところで……彼等はやはり女や子供を逃がすのだろうか?」 一頻り笑った松永がシェフィールドに尋ねてきた。 「あのジェームズ1世ならそうするだろうね」 「そうか……いや成る程、実に良き君主だ。か弱き者を守って死ぬのは素晴らしい美徳だろう」 松永は感心したように話す。 「だがね、残念だが私は善人ではないのだよ」 松永の顔に、見た者を震え上がらせるような笑みが浮かぶ。 イザベラとは比べ物にならない程に、邪悪な笑みであった。 前ページ次ページ異世界BASARA
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前ページ次ページ異世界BASARA 『魅惑の妖精亭』で横暴な振る舞いをする徴税官、チュレンヌ… 誰も近寄りたくないこの貴族の相手を、ルイズは自ら名乗り出たのであった。 「行くって…あんたに出来るのかい?普段だって全然ダメじゃない」 勢いよく名乗り出たルイズだが、早速ジェシカに突っ込まれる。 「ば、馬鹿にしないで。次こそは上手くやってみせるわよ!」 手近にあったワインとグラスを取ると、ルイズは一度深呼吸した。 『ルイズ殿のお役に立つ為ならば!誇りは一時捨て置く覚悟でござる!!』 脳裏に、先程の幸村の言葉が浮かぶ。 (そうよ、誇りは一時捨て置く…後で拾えばいいのよ…!) 「い、いらっしゃいませぇ~」 ルイズはできるだけ明るく振舞ってチュレンヌの前に出てくる。 だが、当のチュレンヌはルイズの胸を見るや否や不満いっぱいの顔に変わった。 「…ここは男を働かせておるのか?」 「お、男!?」 ルイズの眉がピクピクと動く。 それに気づかないチュレンヌはさらに続けた。 「おやぁ?よく見れば単に胸の小さい娘か?」 「むむむむ、胸の小さい!?」 ルイズの体がわなわなと震え始める。 これ以上言えば、彼女の「何とか」袋の緒がブチ切れそうだ。 しかし、このような男の場合、そんな事を感じ取らないものである。 「どれどれ、私が本当に胸があるかどうか確かめてやろうか」 チュレンヌの手がルイズの胸を触ろうとした。 その瞬間… 「…ふ、ふ、ふざけないでえぇぇーっ!!!!」 「ぶっはああぁぁぁぁぁーーーーーっ!!!!」 ルイズの脚が顔面を蹴り飛ばした。 チュレンヌは椅子から転げ落ち、無様に倒れる。 「「「「きゃあああぁぁぁ~!!」」」」 「ノオオオォォーーーーーーーンッッ!!!」 予想していたとはいえ、あまりの事に従業員とスカロンは悲鳴を上げた。 「お、おのれ小娘!貴族を足蹴にするとは何事かあぁ!」 蹴られた鼻っ面を抑えながらチュレンヌは叫ぶ。 「ごごごめんなさい!この娘まだ新人さんでしてぇっ!」 スカロンがルイズに代わり、必死に謝った。 余程焦っているのか、腰の振りもいつもより速くなっている。 「黙れぇっ!今更謝っても遅いわぁー!!」 しかし、平民に蹴られたと思っているチュレンヌの怒りは納まらない。 テーブルに置いてあったワインボトルを引っ掴むと、ルイズに向かって投げつけた。 だが、ボトルがルイズに届く事はなかった。 当たる前に、ルイズの前に現れた幸村が受け止めたのだ。 幸村はワインボトルをテーブルに置き、チュレンヌを睨みつけた。 「……………」 現れた幸村に、チュレンヌとその部下は開いた口が塞がらなくなっていた。 「スカロン!スカロオオォォォーーン!!!!」 数十秒の沈黙を破ったのはチュレンヌだった。 「スカロン!おまっ!!お前!こ、ここはいつからオカマを雇うようになったんだ!?」 「い、いえ…ちょっと趣向を変えてみようと思いまして…ほほほ」 「趣向!?あんなオカマが客を取れると!?」 こればかりは、ジェシカも含めた従業員もチュレンヌに同意した。 「チュレンヌ殿でござったな……」 と、幸村がチュレンヌに話し掛けてきた。 「先程の貴殿の振る舞い、民の上に立つ者として恥ずかしいとは思わぬのか?」 「何だと!?」 その言葉に、チュレンヌはパニックで忘れていた怒りが再び燃え始めた。 さらに幸村は続ける。 「そして、ルイズ殿に対してあのような破廉恥な行為に及ぼうとするとは…」 そこで幸村は目をくわっ!と見開き、大口を開けて叫んだ。 「この変態めがあああぁぁぁぁぁ!!!!!」 「き、きき、貴様に言われたくないわあぁー!!!」 「おのれぇ…変態の分際で私を侮辱するとは…!」 チュレンヌは持っていた杖で幸村を指し、周りの部下に向かって叫ぶ。 「お前達!この馬鹿と小娘をひっ捕らえろ!」 「馬鹿ではない、真田源二郎幸村だ!」 幸村は名乗りを上げると、先ず、最初に近づいてきた男を殴り飛ばし、次に右から飛び掛かってきた男を裏拳で叩き伏せた。 「囲め!取り囲んでしまえ!」 これはマズイと感じたのか、チュレンヌの部下は幸村を周りを取り囲み、一斉に襲い掛かる。 だが、幸村は動じることなく、店中に響く程の声で吼えた。 「それしきで、この幸村は止まらぬわあぁぁぁ!!!!」 その後、複数の男の悲鳴と争うような音が聞こえた。 その音は大きく、店の外まで聞こえており… 「………?」ウィーン、ギュギュギュ? この男の耳にもその音は届いていたのである。 「ぐあぁー!!」 殴られた部下の1人が、店の扉を破って外まで吹き飛ばされる。 辺りを見回してみれば、幸村によって倒された部下が床に転がっている。 皆、元の顔が分からない程に腫れ上がっていた。中には歯が数本折れた者もいるのか、抜け落ちた歯が落ちている。 「そ、そんな…こんな変態に…」 予想外の出来事にチュレンヌはうろたえた。 いくらなんでも、こんな訳の分からぬ平民のオカマに全て倒されるなど思っても見なかったのだ。 「ひ、ひぃ!」 さっきの横暴な態度とは打って変わり、チュレンヌは尻餅をつきながら後ずさる。 「ままま待て、ちょっと待て!!」 もはや立つ事も困難な程に慌てふためきながらも、チュレンヌは何とか店の入り口まで辿り着き、外へと逃げ出す。 「待たぬ、このまま尻尾を巻いて逃げる気か?」 「い、いいのか?私は女王陛下の徴税官なのだぞ!?」 「…むっ?」 外に出たチュレンヌを追ってきた幸村の表情が変わる。 (こいつめ…ようやく自分の愚行に気づいたな…) チュレンヌは立ち上がり、嫌な笑みを幸村に向けた。 「今更後悔しても遅いぞ、お前達には罰として重税を課してくれる!」 「……………」 「フフフどうした?さっきの威勢がまるでないぞぉ?」 黙っているのを見て安心したのか、チュレンヌは後ろに下がりながら罵声を浴びせる 「平民風情が貴族に逆らうからこうなるのだ!平民は犬のように従っておればいいものを! ……いや、犬ではないな。貴様等は虫ケラだ、貴族に刃向かう者は犬以下の虫ケラよ!」 コツン 「んん?」 幸村を罵りながら後ずさっていたチュレンヌの背中に、何か硬いものが当たった。 投下終了します。 何だか忠勝ならある程度魔法受けても大丈夫な気がしてきました… 前ページ次ページ異世界BASARA
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黒田官兵衛の章・第二話「木津川口の戦い 」 黒田官兵衛の章・第二話「木津川口の戦い 」あらすじ 戦況(解説者 竹中半兵衛) 勝敗条件 武将データ イベント ミッション 撃破効果 アイテム配置 攻略アドバイス ☆猛将伝&Zの変更点 無双演武一覧 あらすじ 織田信長は長篠の戦いに勝利し、 武田家を滅亡させた。 だが、天下布武を目指す信長に 刃向かう勢力が現れた。 鉄砲傭兵集団の雑賀衆と 毛利家である。 信長はこれを滅ぼそうとするが、 毛利家の水軍に阻まれ、 苦戦していた。 対して信長は新兵器を開発、 木津川口の戦いに挑む。 秀吉に従い、 官兵衛と半兵衛も参戦。 だが木津川口には 両兵衛に匹敵する策士が 待ち受けていた。 戦況(解説者 竹中半兵衛) 信長は織田軍旗艦の砲撃で 毛利軍を殲滅するつもりみたいだね。 さしあたっては砲撃まで 敵を食い止めなくちゃね。 あと厄介なのは敵の焙烙玉かな。 指揮してる雑賀孫市を倒して止めないと。 官兵衛殿、今日も冴えた軍略見せてよ。 俺も…ちょーっと体調悪いけど、 切れ切れの軍略、見せるからさ。 勝敗条件 勝利条件 毛利元就の撃破 敗北条件 織田信長と羽柴秀吉いずれかの敗走 武将データ 織田軍 備考 毛利軍 獲得 備考 織田信長 総大将 毛利元就 なし 総大将ミッションNo.5の成功条件 羽柴秀吉 敗北条件 雑賀孫市 装備品 ミッションNo.4の撃破対象 竹中半兵衛 プレイヤーの護衛に回る 立花宗茂 装備品 ミッションNo.5の撃破対象 黒田官兵衛 プレイヤー 立花誾千代 装備品 明智光秀 ミッションNo.2の成功条件 毛利輝元 巻物 撃破効果No.4の撃破対象 加藤清正 吉川元春 装備品 ミッションNo.2の撃破対象 九鬼嘉隆 撃破効果No.2発動で出現 小早川隆景 巻物 天野隆重 素材 乃美宗勝 素材 穂井田元清 素材 南方就正 素材 ミッションNo.1の撃破対象 安国寺恵瓊 素材 村上吉充 巻物 村上武吉 素材 口羽通良 素材 ミッションNo.1の撃破対象 福原貞俊 素材 撃破効果No.2の撃破対象 児玉就方 素材 ミッションNo.1の撃破対象 平賀元相 素材 撃破効果No.1の撃破対象 村上景広 素材 市川経好 素材 宍戸隆家 素材 撃破効果No.3の撃破対象 下間頼廉 素材 土橋守重 素材 雑賀衆×3 なし ミッションNo.3の撃破対象 風魔小太郎 装備品 ミッションNo.1達成後出現 イベント 雑賀孫市を撃破後、ムービー「木津川口・元就」が流れる。 クリア後、ムービー「光」が流れる。 ミッション 番号 内容 備考 No.1 織田軍旗艦の砲撃が開始するまで、敵を食い止めよ! ミッション対象の敵武将3名の全滅か一定時間経過で達成達成後、織田軍旗艦が砲撃開始風魔小太郎が出現し、明智光秀へ進軍開始 No.2 明智光秀が敗走する前に、吉川元春を撃破せよ! 風魔小太郎の撃破では失敗扱い終了後、織田軍二番船が架橋 No.3 雑賀衆をすべて撃破せよ! 達成後、毛利軍三番船が架橋 No.4 雑賀孫市を撃破せよ! 達成後、毛利軍の炮烙玉攻撃が停止毛利軍一番船と毛利軍二番船がすべて架橋毛利元就が毛利軍四番船に強制移動毛利軍の突撃工作で織田軍旗艦が破損し、周辺の地形が変化織田軍三番船が架橋毛利軍と立花夫妻が進軍開始 No.5 毛利元就が織田軍旗艦に侵入する前に、立花宗茂と立花誾千代を撃破せよ! 発生時、織田軍一番船が架橋 撃破効果 番号 内容 効果 備考 No.1 体力最大の状態で平賀元相を撃破 毛利軍の焙烙玉が一定時間停止 No.2 開始から2分以内に福原貞俊を撃破 東側の毛利軍を抑えるため、九鬼嘉隆が出現 No.3 撃破数が400以上で宍戸隆家を撃破 武器を獲得 No.4 体力ゲージが赤い状態で毛利輝元を撃破 毛利軍全武将の進軍速度が一定時間低下 アイテム配置 携帯道具 壱 団子 団子 団子 大盛御飯 大盛御飯 大盛御飯 弐 団子 団子 大盛御飯 当世具足 戦草鞋 荒御魂 参 団子 黒漆太刀 黒漆太刀 霊鏡 荒御魂 幻朧時計 攻略アドバイス ミッションNo.4達成後が本ステージ最大の山場。 一気に反転攻勢に転じた毛利軍に追いつくためには、立花夫妻を瞬殺するのが必須。 そのために黒漆太刀を温存しておきたい。 ☆猛将伝&Zの変更点 無双演武一覧 第一話 第二話 第三話 第四話 第五話 長篠の戦い 木津川口の戦い 山崎の戦い 石垣原の戦い 大坂の陣